都市部でのゲリラ豪雨等の水災に備えて

~水のう~をご存知ですか?(東京海上日動火災保険の記事より抜粋)

近年、ゲリラ豪雨と呼ばれる突発的かつ局地的な大雨が増加傾向にあります。

実際1時間に
50mm以上の非常に激しい雨(滝のように降り、辺りが水しぶきで白っぽくなるような非常に激しい雨)が
観測れた回数は、1984年から1993年の10年間の平均で181.8回
1994年から2003年
の10年間の平均で197.1回でしたが、
2004年から2013年の10 年間の平均で240.7 回と、
気象データからもゲリラ豪雨の増加傾向が読み取れます。
 

都市部では、アスファルトやコンクリートなどが地表を覆う面積が大きくなっているため、雨水を地中に浸透させたり、
地表面に一時的に貯留させることができず、下水道等の排水施設に流入する比率が高くなっています。

冒頭ご紹介しました通り、
1時間に50㎜以上の局地的な大雨が増えていることから、
降水量が下水道等の処理能力を上回り、排水溝やマンホールなどから水が地上に溢れ出す
いわゆる内水氾濫が起こりやすく
なっています。
 

都市部に限らず、こうした水害の際に建物への浸水を防ぐにはどうしたらよいでしょうか?

一般には、建物や施設の開口部に「土のう」を積み上げることを想像されるかと思いますが、
本稿では、水害対策品の一例と
して「水のう」をご紹介させて頂きます。

「水のう」とは、細長いチューブの形状のポリエステル素材の袋に水を入れ、
土のうのように建物や施設の周りに設置することにより、浸水を防ぐ役割を果たすものです。
水を入れた状態での高さは50㎝前後で、長さは数mから10mを超えるものまで様々です。
価格は1m換算で5万円から8万円程度となります。

水のうは水の重みで安定しますが、重しとして土のうを使用したり、
設置面の凹凸によりできた隙間に土のうを設置したりと、土のうと組み合わせて使用するのが効果的です。
これまでにも、商業施設、工場、ビル、マンション、競技場、工事現場、河川、港湾施設等
様々なエリアで利用されています。
 

「水のう」のメリット

①設置が簡単、スピーディ

仮に幅5mの区(水深30 ~ 50㎝ を想定)を守るために100個の土のうを設置しようとすると、
大人2人で2.5時間以上かかると推定されています。
一方、これに相当する水のうを設置する場合には、大人2名で持ち運んで水を入れるだけですので、
消火栓を利用すれば、約5分の注水時間と簡単かつ短時間で設置ができます。

②廃材処理不要でエコ
水のうは、土のうと異なり、水を含んで重くなり使用後の後片付けに苦労することはなく、
チューブ内の水を抜くだけで軽くなり、簡単に片付けることができます。

水を抜いた状態の水のうは、1~2名で持ち運びできるほど軽量で、
土のうに比べて
後片付け時間が短縮されるため、早期の現状復帰・事業再開に役立ちます。
土のうは使用後、土の処分に費用が発生する場合もありますが、水のうは排水後、
継続使用が可能ですので、廃材は発生せず、環境にも優しく低コストです。

③広範囲に対応
水のうは複数本を連結することが可能ですので、広範囲に渡る浸水防止にも対応できます。
また、水の浸入を防ぎたい区画の形状に合わせて折り曲げて使用することもできますので、
四方を囲ったり、カーブに沿って設置することも可能です。

④コンパクトに収納可能
水を抜いた状態の水のうは、小さく折り畳んで保管できますので、省スペースでの収納が可能となります。



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上記記事をふまえ一般家庭でも手軽に下記のような防水対策はできます。

万が一の水災に備えご家族で考えてみてはどうでしょうか。

詳細を知りたい方は「名古屋市上下水道局HP」をご覧ください。
       

「なみ受け君(簡単水のう)」の活用